D90が観た画像  d90-15020

撮影地 東京都江東区北砂1−5−4  東京大空襲・戦災資料センター
撮影日時 2015−1−16
作品のタイトル 時の流れ・・東京大空襲から70年
作品の概要 学者の説によれば・・・・
「人間の体験は60年で歴史に移行するそうですが、その説に10年を上乗せすれば、戦争はこりごりだという人の語りや主張は、ほぼ終了です。
そして、戦争を知らない世代ばかりになるわけで、その後に生きる人々に必要不可欠なのは、追体験による知性ではないでしょうか。」

東京は1944年(昭和19年)11月14日以降に106回の空襲を受けた。
1945年(昭和20年)2月26日、2月28日 3月10日、4月13日、4月15日、5月24日未明、5月25日から26日の5回は大規模だった。
その中でも「東京大空襲」と言った場合、死者数が10万人以上と著しく多い1945年3月10日の空襲を指すことが多い。

東京大空襲(とうきょう だいくうしゅう)は、第二次世界大戦末期にアメリカ軍により行われた、東京に対する焼夷弾を用いた大規模な戦略爆撃の総称。日本各地に対する日本本土空襲、アメリカ軍による広島・長崎に対する原爆投下、沖縄戦と並んで、都市部を標的とした無差別爆撃によって民間人に大きな被害を与えた。
空襲としては史上最大規模の大量虐殺とされると言われています。

『東京大空襲・戦災資料センター』が有る場所は、下町の北砂・・もっとも被害の大きい場所で、政府が東京大空襲の記録を残すことを放棄した為、被災に遭遇した本人や家族の方々、主に市民が私費を出し合い作ったセンターで、都民の戦禍追体験を目的に、中・高校生にもわかりやすい特別展示や、空襲体験者の証言映像収録など、後世に残そうとしています。