D90が観た画像  d90-15021

撮影地 神奈川県横須賀市猿島
撮影日時 2015−1−18
作品のタイトル 時の流れ・・太平洋戦争は完敗だった
作品の概要 我が国が誕生してから「戦」は付き物だった。
大和朝廷が日本を制覇するのに戦った。
源頼朝は「武士が日本を支配」するのに戦った。
戦国時代は「隣国を我が物にする為」に戦った。
徳川家康は「日本を一つにする為」戦った。
幕末に黒船の来航に備えて、東京湾・猿島に要塞を作った。
明治時代は「海の外の国を奪う為」に戦った。
この時代までの戦は、地上戦が主体、その後、海上戦となる。

サラエボ事件がきっかけで「第一次世界大戦」になり、世界大恐慌で「第二次世界大戦」に突入し、他国との争そいは市民を巻き込む総力戦と言う形で『戦争』の二文字になる。
明治時代に、横須賀沖合いの猿島に要塞を作るが、東京湾に侵入してくる外敵は無かった。
そして、日本軍の最後の戦争は、『太平洋戦争』、猿島に高射砲を備えたが、空からの襲撃に対応できず、東京湾にやすやすと侵入してくるB29に首都・東京に焼夷弾をばら撒かれる結果と成る。

戦後70年経った現在も横須賀にはアメリカ海軍の軍港が有り、綾瀬、大和市には海軍の厚木基地、相模原、座間には陸軍のキャンプ(現時点では陸軍の実力部隊は駐屯しておらず、司令部のみの兵站基地であるが、極東有事の際に、アメリカ本土の部隊を受け入れるための施設が整備されている)が有り、東京・横田には空軍の飛行場・基地が有る。

戦後、無人島の猿島は一般公開され、要塞の様子が分かる。
明治時代の戦艦・三笠も岸壁にコンクリート漬け、日本海軍・空軍ともアメリカ軍には完敗だった。