作品の概要 |
2015年の「迎春ねぶた」は、出雲神話より「素戔嗚尊(すさのおのみこと)の八岐大蛇退治(やまたのおろちたいじ)」の話をモチーフに作成されました。
素戔嗚尊が愛しい奇稲田姫(くしなだひめ)を八岐大蛇から守るために計略をめぐらし、酒を飲ませ油断した眠りについたその機を捉え、勇気を振り絞り打ち倒そうとする姿が表現されています。
ねぶた製作者は青森ねぶた師の北村蓮明師です。
寒川神社の神門に掲げられた「迎春ねぶた」は、横幅9m、高さ2・6m、奥行1・7mの大きな物。
夜間に点灯されるが、使用される電球の数は約300球。
寒川神社では「先の見えない情勢下でも、知恵と勇気を持ち、立ち向かえば、どんな困難にも打ち勝つことができる」という願いを込めて制作したそうだ。 |