作品の概要 |
人形供養の為に、各地から送られて来たであろうお雛さま達、お焚き上げされるまでの間、せめて参拝に来た人達に見ていただこうと、「32段・1200体」の選抜にもれた800体ほどのお雛様が、建物内の廊下や突き当りのコーナーに並べられています。 どの様な事情で各家庭(個人宅)からお払い箱にされたのか?
お雛さまには何の落ち度も無かったろうに!!
「雛道具」や「お駕籠」や「牛車」や「右近の橘」や「左近の桜」などは、個人でつぶして『ゴミの日』に焼き場送りにしてしまい、『目』が付いているので、個人では処分できず、押入れの奥に押し込まれるより、いずれ灰になる生涯でも、せめて一時、お雛さま達に朝晩の読経を聞かせてあげたい。 |