D90が観た画像  d90-15116

撮影地 神奈川県伊勢原市上谷地区
撮影日時 2015−4−17
作品のタイトル 渋田川の芝桜
作品の概要 妻の実家が伊勢原なので、渋田川沿いの道路は、30年前から、近道対策として良く利用していた。
「芝桜」を車中からチラッと見てはいたが、歩くのは今回が初めて。

写真4枚目の地図を見ると、「西川橋」付近(100m上流)から「中ノ橋」の間が芝桜の花園になっている。  約600メートル。
中ノ橋より下流は、田んぼ地帯なので、コンクリートの土手です。

花園の最後の家の人が、玄関から出てきて、家の前の花園を見ていました。
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で、その老人にインタビューしました。
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渋田川は2級河川の為、左岸は神奈川県の管轄、右岸は県土木部の管轄。
1.2メートル幅の土手沿いの道が、各家の玄関先である。
それぞれの家の前の土手は、コンクリートの土手に20cmの盛り土をして、花園を作っているため、家の土地の広さの分だけ花園が有るのである。

よって、大雨などで、盛り土が土砂崩れすると、個人で修復しなければならず、流失した芝桜は個人で調達しなければならない。
当然、花園管理は、個人で行なわなければならず、・・・、きれいな花園の持ち主の「ハチミツ屋」の奥さんに聞くと、月に一度の雑草抜きが必要で、梅雨の後の夏場には月に数回のスギナ取り作業に追われるとか。

かの老人もこぼしていた。
目も悪くなり、腰も弱くなり、斜面での草取り仕事は危ないので悩んでいるとか。  かと、言って、花園を放棄する事も出来ないとか。

平成9年(1997)には、応援隊が組織されたそうだが、その後は?

上谷芝桜愛好会が2006年3月に取材を受け、「芝桜を両岸に植えたい」・・も、神奈川県の協力も得られなかったのか10年経っても実現していない。
 ⇒ (社)神奈川県観光協会の取材記録より