D90が観た画像  d90-15117

撮影地 神奈川県相模原市新磯地区
撮影日時 2015−4−17
作品のタイトル 相模川の芝ざくらライン
作品の概要 日本一の「芝ざくらライン」とは、幅6メートル、長さ1400メートルの規模の『シバザクラ』の花園です。

場所は、相模川左岸(相模原市新磯地区)の堤防の斜面を利用しています。
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これは、「相模川の自然と環境を守り、景観の向上を図る」目的で、2つの愛好会で個別の活動をしているたまものです。
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河川下流において、新戸老人クラブ寿会の会員が発起し、平成14年5月、伊勢原市の渋田川から苗を貰い育てた事に始まり、その後、「新戸芝ざくら愛好会」が結成される。
河川上流において、下磯部自治会、下磯部老人会および下磯部大凧保存会の団体が連携し、平成16年7月に「相模川芝ざくら愛好会」が結成される。

当初は、それぞれの愛好会で、斜面の区割りをして、芝ざくらの植付けや草取りなどをノルマ化して、花の咲き具合を競ってはいたものの、10年経てば、雑草の勢いが強く、芝ざくらの姿が消えたエリアも少なくは有りません。
相模原市としても、日本一の「芝ざくらライン」をPRするからには、財政面での援助や、企業も「防草植栽シート」の支援をしているらしい。
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芝ざくらの管理は、草取りにつぐ草取りに悩まされるもの。
そこで、新手法として、植えつけた苗の生育を助けるマルチシート(ポリマルチ)か、防草シート・植栽シート・防草植栽シート(ネガトール)を用いて、周囲の土の表面を覆うマルチング資材の登場になるみたい。
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おそらく、管理の行き届かないエリアは没収され、マルチング資材を用いた1400メートルの「芝ざくらライン」も数年先には、完成するかも。