D90が観た画像  d90-15131

サブタイトル 戦後70周年記念  「もしも私に口があったなら、あなたに伝えたい」
空襲被災地 台東区 上野公園 東京都立美術館の裏庭
被災樹木 イチョウ 現在の樹齢  
樹高 18メートル 幹回り 5.2メートル
戦災日 1945−03−10
作品のタイトル 上野公園のイチョウ
樹木は語る 東京は1944年11月14日以降に106回の空襲を受けた。
上野公園といえば、代表されるのが西郷隆盛の銅像。
この後に聳えるイチョウの木は3本、そして清水観音堂付近の広場に3本のイチョウの大木が有り、幹には焼け後が残っているが、東京大空襲の記録簿からリストアップされた被災木は1本だという。
この銅像の一角に「彰義隊の墓所」がある。
新政府軍と彰義隊との「上野戦争」で焼け出された被災イチョウらしい。

では、昭和20年に焼け出されたイチョウは?
上野公園の中ほどにある「東京都立美術館の裏庭」に、幹の中ほどを鉄の輪で補強された痛々しい姿のイチョウの木が有る。
真上で焼夷弾が破裂したらしく、上部が爆風で飛んでしまったようだ。

道案内 上野公園内では、8種類の23本が被災していのだが、公園の管理事務所に立ち寄っても、確認できたのは、2本だけでした。

撮影日

2015−2−7