お雛様の季節ともなれば、「雛のつるし飾り」で賑わいを魅せる伊豆稲取。
伊豆半島の東海岸線なので、温泉も湧き出るため、稲取は東伊豆町随一の漁港をもつ温泉地です。
ここに水揚げされる魚介類は、その味で日本一を誇る金目鯛をはじめ、伊勢エビ、アワビ、アジ、サバ、などバラエティ豊かにそろっています。
現在も、稲取漁港に立てば、沢山の漁船が停泊していますが、かっては、漁業で生計を立てていた漁村です。
後継者難で、新型漁船を手に入れられない漁民も少なく無い見たい。
漁港の東側一帯に漁村が残っています。
住宅に関しては、生計の豊な家庭では建て直しをしており、後継者難で住民のいない様な所は荒れ果てていました。
昭和の初期までの漁村の街並みは、リヤカーと人間が歩ければ良いので、道幅は狭いままです。
平成の現代でも区画整理は不可能なので、消防車も走れません。
所々に『巻かれたホース』が有り、足元に『消火用のマンホール』が有る。
漁村と言えば、「猫」が付きもの、人懐っこい住民（猫）が来村者を迎えます。 |
