D90が観た画像 d90-15211 |
サブタイトル |
戦後70周年記念 「もしも私に口があったなら、あなたに伝えたい」 |
空襲被災地 |
大田区大田区大森北2−20−8 |
被災樹木 |
イチョウ・・・2本 スダジイ・・・1本 |
現在の樹齢 |
推定樹齢300年 |
樹高 |
16メートル |
幹回り |
4.9メートル |
戦災日 |
1945−05−25 |
作品のタイトル |
磐井神社のご神木(イチョウ)とスダジイ |
樹木は語る |
磐井(いわい)神社は1150年以上の昔に創建されたもの。
直近の資料によれば、天正18年(1590)徳川家康が参拝、元禄2(1689)三代将軍家光が参詣し、寺社奉行・本多紀伊守をして祈願所に申しつけたという。
享保10年(1725)八代将軍吉宗によって拝殿・末社が造営されたという。
よって、拝殿造営の記念として、境内に2本のイチョウの樹を植樹。
とすれば、樹齢300年の大きな樹になるだろう。
そして、本殿の南側に1906年(明治39年)11月の日露戦争凱旋記念に植樹した樹齢100年を超すイチョウの樹と記念碑を見かけました。
境内には、数本のイチョウの樹やシイやケヤキなどの古木があり大田区の保護樹林に指定されています。
ところが、昭和20年の東京大空襲で、社殿やその他の建物もばら撒かれた焼夷弾によって焼失しています。(現在の社殿は昭和29年(1954)に再建)
今回の撮影は、青葉茂れる時期ですので、イチョウの樹の火傷の後遺症がはっきり見えないのが残念です。
その他に、スダジイの火傷の後遺症も見られました。
さらに、戦前まで東海道の旅人の喉を潤した井戸(磐井の井戸)も残っています。 |
道案内 |
京浜急行線大森海岸駅より徒歩5分、第一京浜道路に面した神社 |
撮影日 |
2015−9−4 |
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