D90が観た画像  d90-15221

サブタイトル 戦後70周年記念  「もしも私に口があったなら、あなたに伝えたい」
空襲被災地 港区高輪 1−16−25
被災樹木 スダジイ・・・1本 現在の樹齢 推定樹齢300年以上
樹高 10.8メートル 幹回り 8.2メートル
戦災日 1945−05−25
作品のタイトル 旧細川邸のスダジイ
樹木は語る 旧細川邸とは、肥後熊本藩・細川家の下屋敷のことで、現在の細川家の当主は元総理大臣・細川護煕氏です。
この下屋敷は元禄16年(1703)赤穂浪士の17人が切腹を命ぜられた場所でも有名です。

この木は、残念ながらごらんのように主幹は10メートルほどのところでスッパリと切られており、そのためか樹冠は半円形になっています。
都内最大級のスダジイ(シイノキ)である。

頭上で焼夷弾が爆破したためダメージが大きかったのだろうか、腐敗止めのため、5ヶ所の幹は切られており樹高が低く、内部に見える空洞が戦禍の生々しさを見せ付けている。
根元は戦火を受けなかったのか、古木の雰囲気が良く出ている。

近くには、大石内蔵助の自刃跡と書かれた石碑がある。
また、浅野内匠頭や四十七士の墓がある泉岳寺(細川家菩提寺)も近い。

道案内 南北線または、三田線の地下鉄白金高輪駅の1番出口より徒歩3分・・・区役所高輪支所の左裏手、駅に隣接する建物内のエレベーターを使って屋上から高台に上る。

撮影日

2015−10−02

   

   

    東京大空襲で被災した樹木を、戦後70年にて取材しました。   2009-9-19から、Nikonカメラの『D90』を愛機として、撮影を開始しました。   1999年のホームページ作成時からの作品集です。
画面表示のためのツールも技術習得の為にいろいろと取り込み、
数多くの技法を習得し、シリーズ作品集として、管理しております。