隅田川の右岸を歩いていると、「新大橋」と「清洲橋」の中間辺りの対岸(隅田川・左岸)に、ライトアップされた橋が見えた。
小名木川が隅田川に注ぐ川口(かこう)に架かる橋で、万年橋の北側には灯りが煌々としている場所が有る。
昔、松尾芭蕉が住んでいたところから「芭蕉庵史跡庭園内の芭蕉像」がライトアップされているものです。江戸時代には、浮世絵師が好んでいた場所で、隅田川の向こうに富士を望む勝景の地として有名、その眺望の良さから広重、北斎の錦絵にも描かれています。
また、赤穂義士は本所の吉良邸から回向院に向かったが、受け入れを断られたために泉岳寺へ行くことにしたが、その途中で登城する大名に会わないようにする為、両国橋を避けて隅田川沿いに進み、「万年橋を通って永代橋」を目指したと伝承されています。
小名木川は江戸への物資輸送の重要な交通路、現在も船舶が通ります。
その為、橋は、
船舶の通行を妨げないように橋脚が高く造られています。
撮影していて、気になったのは、「赤信号灯と青信号灯」でした。
隅田川の増水時に備える水門で、1,2,3のゲートが有り、1灯が赤で、船の進入を禁止、2灯と3灯は青で船の乗り入れを許可している信号灯でした。 |