川崎工場地帯の夜景スポットとして著名なのが「浮島町」、「千鳥町」、「夜光」が三大夜景地帯として工場夜景愛好家仲間では有名です。
前回は前者の2ヶ所を取材したので、今回は3ヵ所目となります。陸上から眺める川崎工場夜景スポットの中において、工場夜景の全てが見られる唯一の場所がここ夜光地区です。
JR川崎駅で下車して、東口のバスターミナルから「川10 水江町」行きに乗り『池上町』で下車しました。
徒歩200mほどで、運河に出ました。
対岸の石油精製所は24時間稼動している事もあって一晩中輝きが途絶える事もなく、燃えるようなフレアスタック、メタリックな製油プラント、巨大な石油貯蔵タンク、激しく吹き上がる水蒸気など、たまらない光景が目前に広がっています。
運河の岸壁には全長30メートル級の船が30艘ほど停泊しており、エンジンが稼動しており、船内は灯りが点いています。
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船から出てきた人に声を掛けたら、岸壁まで来てくれました。
船の本籍は岡山港、船のオーナーは長崎の人、船員は5名、そして話し掛けた人は、岩手の人・・・4年前の震災では目の前で死んだ人もいたとか。
昨年の11月からこの岸壁で停泊しているそうだ。
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で・・・・、ここに停泊している船は、川崎港に寄港している大型の船に「A重油」や「C重油」を供給する為の運搬船だとの事。
例えは極論だが・・・判りやすく言えば、「移動ガソリンスタンド」のようだ。 |