D90が観た画像  d90-16076

撮影地 東京都文京区湯島
撮影日時 2016−5−8
作品のタイトル 花街・湯島天神の夜景
作品の概要 湯島天満宮は西暦458年の創建、古来より江戸・東京における代表的な天満宮であり、学問の神様として知られる菅原道真公を祀っているので受験シーズンになると、願掛け絵馬が鈴なりになるのが風物詩の一つです。

江戸時代には、湯島天神の門前町は浮世絵でも花街が紹介されているほどの繁華街でした。
江戸から東京に変わった明治維新後も、セックス産業は繁栄を続け、湯島天神の西側、『中坂の上』一帯は、昭和4年の記録によれば、芸妓置屋59軒、芸妓120人、料亭15軒、待合31軒が存在していたそうです。
今では、数軒のラブホテルと、小料理屋が数軒ある程度ですが。

ところで、大正12年の「関東大震災」では、倒壊した家屋に、燃え広がった炎で焼け野原となりましたが、震災復興で不燃建築物が建ち並んだおかげで、
東京大空襲の時(昭和20年)、下町では北西の風にあおられて燃え広がったが、大きな緑地や川、大通り、震災復興小学校などの不燃建築物の風下側の町は焼け残った場所が多い。
文京区湯島3丁目の一部は、湯島天神の南東側に位置しており、戦災を免れた戦前の町並みが見られる。
----------------------------------
町並みは湯島天神の男坂、女坂を下ったあたりが見所で、板張りの伝統的な出し桁造りの町家が数棟見られる。
生まれて初めて見た「忍び者除けの塀の金属加工品」・・・「セコム」も「ALSOK」も無い時代の防御塀かも。・・・下の4枚目の写真

♪湯島通れば思い出す・・・・♪  ⇒ クリック

   

   

   

   

    過去7年間、今日のお薦めの一品として、作成したものをジャンル別に紹介しています。   2009-9-19から、Nikonカメラの『D90』を愛機として、撮影を開始しました。   1999年のホームページ作成時からの作品集です。
画面表示のためのツールも技術習得の為にいろいろと取り込み、
数多くの技法を習得し、シリーズ作品集として、管理しております。