D90が観た画像  d90-16079

サブタイトル 戦後70周年記念  「もしも私に口があったなら、あなたに伝えたい」
空襲被災地 文京区千駄木 5−6−13
被災樹木 イチョウ・1本 現在の樹齢  
樹高   幹回り  
戦災日 1945−05−25
作品のタイトル 御林稲荷社のイチョウ
樹木は語る 境内は幅7m、奥行15mほどの広場であるが、道路に面した第一鳥居はコンクリート製の大きなものなので、戦前はもっと広かったのだろうか?

稲荷社の建物は横幅1間ほどの大きさで格式を感じられないが、鳥居前のソメイヨシノは戦後の植樹だが、イチョウの樹は境内の広さには似合わない大木である。
緑の枝葉が生い茂っているので、被災の傷跡が見えないが、地上5メートルあたりまでえぐれていた。

この小さな稲荷社は、創建年代は不詳ですが、現在、駒込天祖神社の飛地境内社となっているそうだ。
駒込天祖神社は、源頼朝が奥州藤原泰衡追討に際して文治5年(1189)神明を祀り創建したと伝えられ、また或は今井茂義が永享11年(1439)に奉祀したともいいます。
江戸時代には駒込神明宮と称され、駒込村の鎮守で、明治5年村社に列格してました。

道案内 東京メトロ・千代田線の千駄木駅から徒歩10分ほどです。

撮影日

2016−5−8