アオバトは鳩の一種で、全体が緑色の美しい羽色、頭から胸にかけては黄味色が強く、腹部は白っぽい色。
翼の肩の部分がブドウ色をしたのが雄で、雌との見分けが容易。
大磯町の公式ページでアオバトの画像をご覧下さい。 ⇒ クリック照ヶ崎海岸は「大磯照ヶ崎のアオバト集団飛来地」として神奈川県の天然記念物に指定されています。
鳩のフンを調べたところ、大磯から20〜30キロメートル離れた丹沢山地からの飛来が証明され、2002年には丹沢での繁殖が確認されたそうです。
------ 観察結果から ------
群れを作って岩礁の上を飛び回り、岩場に降ります。
窪みに溜まった海水にくちばしを浸けて,吸い込むように飲みます。
海面に浮かんだり、尾羽や脚を海水につけたりもします。
このような行動をするのは、アオバトの食べ物(果実)にナトリウムがほとんど含まれていないので、果実からの栄養分や水分を体内に吸収するために海水吸飲(体内のナトリウム・カリウム濃度を確保)を行っているのではないかということが分かってきました。
夕方、誰もいなくなるまで辛抱強く待ったけど・・・・結局、飛んでこなかった。
明るいうちに、『磯の生物を撮影しました』スライドショーにてご覧下さい。
ところで、全身緑色のハトを沖縄県西表島で撮影しました。
下の2枚目の写真・・・「琉球鳩」といいます。 |