D90が観た画像  d90-16119

サブタイトル 戦後70周年記念  「もしも私に口があったなら、あなたに伝えたい」
空襲被災地 中野区沼袋2−28−20
被災樹木 イチョウ・1本 現在の樹齢  
樹高 15メートル 幹回り 3メートル
戦災日 1945−05−25
作品のタイトル 明治寺のイチョウ
樹木は語る 真言宗東寺派の「明治寺」(めいじでら)は、如意輪観世音菩薩を本尊とし、大正元年(1912)に創建された。
明治45年に明治天皇の病気平癒を祈るため観音開眼を期して、榮照法尼によって建立されたのが寺の始まりである。
しかし観音開眼を待たずして明治天皇は崩御したため、深い感謝と哀悼の祈りを捧げるため、大正元年(1912)に観音開眼供養が行われた。 
その後は、一大観音霊場を築きあげるため、大正5年までに100体の観音が整った。
しかし、関東大震災と戦争の空襲で本堂は炎上した。
その時の炎の熱でイチョウの樹は片側が焼けて炭化している。
始めのうちは空洞も人が入れるほどだったらしいが、樹木の成長に伴って空洞も小さくなっている。

門限の為、裏手の公園から入ったのだが、番犬に吠えられ、残念ながら境内(公園も兼ねている)には、現在は180体ほどの観音像(石像)があるのだが・・・・後日の宿題にしよう。

道案内 西武新宿線沼袋駅より徒歩で5分。
沼袋一帯もお寺の多いところでした。

撮影日

2016−7−28