D90が観た画像  d90-16141

サブタイトル 戦後70周年記念  「もしも私に口があったなら、あなたに伝えたい」
空襲被災地 台東区鳥越2−4−1
被災樹木 スダシイ・1本 現在の樹齢 推定樹齢  
樹高   幹回り  
戦災日 1945−03−10
作品のタイトル 鳥越神社の被災物(スダジイ・鳥居・狛犬)
樹木は語る 戦争の被災木を巡って、確たる証拠が見つからないと、真相を知りたくなるのも無理ない話だが、戦後70年も経てば、真実を知る人はいないだろう?

私も疑問に思ったので、ネット検索したら、作者不明の作品がヒットした。
   鳥越神社の戦争遺跡(!)

大元の資料の出所は、「東京都の空襲被災樹木」なので、おさらいをしよう。
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JR浅草橋駅より徒歩8分、浅草橋3丁目交差点側の鳥居をくぐったら右手に枯死したスダジイがある。
空爆によって折れた鳥居の石柱や狛犬などがある。
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まず第一鳥居だが、「蔵前通り」に面した新しい大きな鳥居は鳩山一郎が寄贈したもので・・・・・折れた形跡は無い。
交差点側(敷地の西側に位置する)・・・下の写真が折れた鳥居らしい。
石柱は9月1日のため、幟旗で隠れてしまった。
全体に黒ずんでおり、横柱は補修したような感じ。
そして、本殿の右手(北側)に裏口用の新しい小さな鳥居があった。

さて、狛犬だが本殿前に2つある。昭和7年に設置されているので、戦火で焼けたのか少し黒ずんでいる。

被災木は、蔵前通りに面した木々の間に、幹回り2メートル、高さ6メートルの白蝋化した物が見えた。
檜のように真っ直ぐな床柱に見えた。 この樹の正体を知りたい。

道案内 JR『浅草橋駅』より徒歩8分、または、都営地下鉄『蔵前駅』下車徒歩5分

撮影日

2016−9−1