D90が観た画像  d90-16149

撮影地 神奈川県小田原市
撮影日時 2016−9−12
作品のタイトル 石垣山の一夜城
作品の概要 石垣山は、本来「笠懸山」と呼ばれていましたが、天正18年(1590)豊臣秀吉が小田原北条氏を水陸15万の大群を率いて包囲し、その本陣として総石垣の城を築いたことから「石垣山」と呼ばれるようになりました。

この城が、世に「石垣山一夜城」または「太閤一夜城」と呼ばれるのは、秀吉が築城にあたり、山頂の林の中に塀や櫓の骨組みを造り、白紙を張って白壁のように見せかけ、一夜のうちに周囲の樹木を伐採し、それを見た小田原城中の将兵が驚き士気を失ったためと言われていますが・・・・
しかし、実際には、天正18年4月から6月まで、約80日間かかり、延べ4万人が動員されました。

この城は、関東で最初に造られた総石垣の城で、石積みは近江の穴太衆による『野面積み』と言われ、石材は箱根湯本から入生田を通り、笠懸山に通じる山道が後に言う「関白道」で、その山中には、後に、江戸城の石垣用になる「安山岩」のごろた石が、ゴロゴロ転がっていたそうです。

   

   

    2009-9-19から、Nikonカメラの『D90』を愛機として、撮影を開始しました。   1999年のホームページ作成時からの作品集です。
画面表示のためのツールも技術習得の為にいろいろと取り込み、
数多くの技法を習得し、シリーズ作品集として、管理しております。