D90が観た画像  edojyo-014

撮影地 神奈川県真鶴町
撮影日時 2016−9−12
作品のタイトル 江戸城の石垣・・真鶴の磯丁場
作品の概要 現在も、墓石などに加工される「本小松石」は、真鶴町岩地区の山間部の安山岩採石場で採掘しています。 ⇒真鶴の安山岩のページ
ここは、40万年前の箱根火山の溶岩が相模湾まで流れ出て、冷えて固まったもので、厚さは40メートル以上の岩盤層との事。

一方、鎌倉時代から採石していた「新小松石」は、真鶴半島の先端部です。
地質学的には、17万年前、真鶴半島付近の北西方向から南東方向へと連なる数ヶ所の火口から同時に安山岩質の溶岩を噴出して、溶岩ドーム群を形成し、厚さ50メートルの安山岩層との事。

海岸線のため、船への積み込みも可能なため、海岸の磯で石の切り出しを行なったものです。
遺構として残っているのは、半島の先端の「三ツ石」の磯と、「番場浦」で見る事が出来ます。
「番場浦」では、石船の接岸の為の艀(はしけ)用の穴(70〜100cm)が、5つほど岩に残っています。

   

   

       

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