D90が観た画像  edojyo-016

撮影地 東京都千代田区 市ヶ谷駅地下通路
撮影日時 2016−9−17
作品のタイトル 江戸歴史散歩コーナー
作品の概要 江戸歴史散歩コーナーは、東京メトロ南北線市ヶ谷駅の駅構内(コンコース)に通路の壁や床に、南北線建設工事の時に発掘された江戸城の石垣が復元され展示スペースになっている小さな博物館です。
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ちょっとわかりにくい場所でしたので、このルートが良いかも。
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・・・構内にあるので、改札を入らないとみることができません・・・。

南北線を市ヶ谷駅で下車、乗り換え駅ですので、地上に出ず、JR線、有楽町線、都営新宿線方面の案内に従って地下通路を進む。
通路左手に、幅20メートル、奥行5メートルほどの展示コーナーがある。
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見た後は、南北線に戻っても良い。

平成元年から7年まで行われた地下鉄南北線の工事に伴う埋蔵文化財の調査では、史跡江戸城外堀跡の門・土橋・石垣・土手をはじめとして、港区・千代田区・新宿区・文京区にまたがる14地点の遺跡の発掘が行われた。

そして、その発掘調査の成果と江戸時代の文献・絵図・絵画などをもとにして、地下に埋もれた江戸城の遺跡を紹介する場所となった。

まずは人目を引くのが・・・・、
雉子橋(きじばし:千代田区九段南)から出土した石材を使って、江戸時代初期(17世紀初頭)の「打ち込みハギ」と呼ばれる石積みの技法を再現した石垣。

幕府が諸大名に築かせた江戸城の石垣には、多くの刻印が残されていて、その刻印を押形・拓本技法で、アクリル板にて展示している。

そのほか、地下鉄建設にともなう遺跡発掘の時の写真などから、江戸時代の巨大地震の後遺症や、石垣普請の分担図や外濠普請の分担図から大名の作業場所が見えてきた。
私が疑問に思っていた「山から切り出した百人持ちの石が、どのようにして船に積まれたか」を解明できる『石曵図(いしびきず)』が有った。

さらに、足元の床には、外濠、内濠に架かる橋と見附門と大名の屋敷が描かれているので、ミニ博物館としては、内容の濃い展示コーナーでした。

   

   

       

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