D90が観た画像  edojyo-019

撮影地 東京都千代田区 市ヶ谷駅付近
撮影日時 2016−9−17
作品のタイトル 江戸城の外濠・・市谷濠
作品の概要 市ヶ谷濠には悲しいエピソードが残る。
掘割(完成時と終焉時)に関しては、次の真田濠と一緒に述べる事とする。
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JR飯田橋駅からJR四谷駅までの外濠は、千代田区・文京区・新宿区との境界線である。

明治22年4月(1889)新宿〜立川間が甲武鉄道(今の中央線)で仮開通。
続いて、明治27年(1894)新宿〜牛込(市ヶ谷駅の前身)間が開業した。
この時、外濠の土手を削った工事残土の一部を、市谷濠に埋め立てる。

の後、大正12年(1923)、関東大震災が発生、昭和4年(1929)には関東大震災に伴う復興事業により、大量の瓦礫が持ち込まれて埋め立てる。
また、昭和20年東京大空襲での瓦礫処理でお濠は埋められた。
よって、市ヶ谷駅(千代田区)から四谷駅(新宿区)に向かって歩くと、外濠景色はお濠から野球場に急変するのである。
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市谷濠と外濠公園の境界線を調べようとしたけれど、高さ4メートル、幅150メートルほどの工事用の白いフェンスが立ちはだかって中に入れない。
工事の発注者は、東京都下水道局、降雨初期の特に汚れた下水を地下55メートルのトンネル(下水道管)に貯留するための立穴の工事現場だった。
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工事現場をすぎると、野球場、テニスコート、遊具施設を整えた千代田区立外濠公園、そして、外濠の外側の土塁が有った。


市ヶ谷門(市ヶ谷見附)
JR市ヶ谷駅前付近に存在した。
別名「桜の御門」と呼ばれ、春には桜が人々の目を楽しませたという。
現在は、バラバラになった組石を数個遺すのみとなっている。

市ヶ谷駅を利用した際に・・・、是非、見ていだきたい場所が有ります。
地下鉄南北線のコンコースにある「江戸歴史散歩コーナー」です。
別途、webページにしましたので・・・ ⇒ここをクリック

   

   

       

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