D90が観た画像  edojyo-024

撮影地 東京都千代田区 虎ノ門交差点
撮影日時 2016−9−21
作品のタイトル 江戸城の外濠・・虎ノ門見附
作品の概要 現在の「虎ノ門交差点」は、四ッ谷方面(外堀通り)、新橋方面(外堀通り)、五反田・横浜方面(桜田通り)、桜田門方面(桜田通り)への道が交差する所です。
江戸時代は、江戸城内で徳川幕府による武家政治が行なわれていましたが、明治時代以降は、江戸城内濠外から外濠までの間の武家屋敷を立ち退かせた霞ヶ関に、政治を執り行う場所を造ります。
よって、桜田通りには、外務・大蔵・法務・農林・国会議事堂・警視庁など・・・
江戸城の西南に集中しています。

ところで、江戸時代には、虎ノ門の役割は、『五街道』の一つである東海道への見附が有りました。
ところが、虎ノ門枡形の櫓門は、明和9年(1772)の行人坂の大火で焼失したため、その後は、再建される事も無く、明治6年に撤去され、溜池の消滅と同じくして、土地開発の波に飲み込まれ、石垣なども取除かれたり、そのまま、地中に埋められたりした。
古い写真(41番)は、出典:人文社の「江戸切絵図で歩く」より

地下鉄工事や、ビルの建て替えなどにより、数ヵ所から石垣の一部が発見され、遺構として展示されています。

   

      

       

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