D90が観た画像  edojyo-062

撮影地 東京都千代田区
撮影日時 2016−10−4
作品のタイトル 江戸城の遺構・・白鳥濠
作品の概要 江戸城内濠の中に、また、お堀が出現します。
太田道灌が江戸城を造った時には、白鳥濠の辺りは海辺でした。
徳川家康の時代に、本丸の周囲を高い石垣で築きました。

1635年に本丸東側の二の丸の拡張工事の際、二の丸、三の丸の内掘はこの白鳥濠を残して、本丸との境は埋め立てられました。
現在は、本丸から皇居東御苑に行く時は、『汐見坂』を下りますが、かっては本丸の下が海だったことは思いもよりません。

二の丸御殿は、遊興性の強い御殿で、白鳥濠の南側には、釣殿や水舞台があって、御座や桟敷が設けられ、能などが演じられていたそうですが、現在は埋め立てられ見るかげも有りません。
ところで、白鳥濠は、どこの濠ともつながらない独立したお堀で、水源は本丸台地からの湧き水と雨水の蓄積によるものだそうです。

   

   

       

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