作品の概要 |
江月水仙ロードは、安政年間(1854〜1860年)、鋸南町保田地区に咲く日本水仙が、元名水仙と呼ばれ、船で江戸に運ばれたのが始まりといわれる。
今では、鋸南町の水仙は、越前、淡路島とともに日本三大水仙群生地に挙げられるほどに盛況なっています。
毎年、1000万本近いスイセンが市場に出荷されています。
農家が植えるスイセンが、道路の両脇約3キロメートルにわたり、山野斜面を埋め尽くしながら点在し、ハイキングを楽しみながら鑑賞できる。
バスの便が無いため、保田駅から片道一時間ほどで、地蔵堂に着き、山頂から静かな山村を一望すると、水仙の花に囲まれた10数軒の江月上地区に水仙の香りが漂っています。
目の前に富士山が眺望できるのも楽しみの一つです。
江月上地区一番奥の一軒家の前の畑に、野猿が10頭ほど食料探しに来ていました。
町道の北側・南側には小高い山並みが続くため、盆地のように暖かいためなのか、菜の花、紅梅、白梅、蝋梅、十月桜そして、一本だけでしたが、早咲きの河津桜が見頃になって咲いていました。 |