D90が観た画像  edojyo-075

撮影地 東京都千代田区
撮影日時 2017−1−2 および 2017−2−8
作品のタイトル 江戸城の遺構・・富士見多聞
作品の概要 普段、全貌を見る事の出来ない建物の一つに、「富士見多聞」が有ります。
外観を見るには、蓮池濠から・・・しかし、特別の機会でないとダメ。
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桜の時期と、紅葉の時期に、坂下門から入り乾門へ抜ける「乾通り抜け」と呼ばれるイベントの時と「新年一般参賀」にチャンスがある。
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内部を見るには、長い間の工事が終わり、2016−11−15から公開された。
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富士見多聞の修復に関して。
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「富士見多聞」は、皇居東御苑の西側に面した城郭の石垣上に建てられた長屋形式の建物で、徳川幕府が開かれた後の慶長11年(1606)に創建された。
本瓦葺きの平屋建てで、武器や道具、文書などの収蔵庫として使われた防御施設で、蓮池濠を見下ろす高さ19メートルの石垣上に建てられている。

1657年の明暦の大火で一度焼失したものが、2年後には再建された。
大正12年(1923)の関東大震災では大きく被災した。
その後の復旧工事では、漆喰仕上げの土壁をモルタル下地白セメント仕上げに替える。
さらに、昭和42年〜43年(1967〜8)には解体修理を行なっているが、内部が大部損傷しているので、近年、再度復旧工事を行ない、平成28年(2016)11月15日に一般公開に踏み切った。

   

   

       

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