作品の概要 |
「西馬音内盆踊り」は、日本三大盆踊りのひとつと言われ、700年の歴史が有ります。
一度は撮影に行きたいと計画したが、秋田県の羽後町西馬音内までは、前泊および後泊が必要な上、8/16〜8/18の限定期間のため、宿が少ない。
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幸いな事に、東京ドームで開催された「ふるさと祭り東京2017」に出演する事を知った。
1日2回の公演だったので、最初は「40メートル離れた観覧席」から撮影。
2回目は「踊りの輪の4メートル」から撮影した。
遠景の時は、盆踊りの雰囲気はつかめたが、踊り手の足の動作や手の動きが見えなかったので、最前列で、かぶりつきの撮影です。
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この時、輪の中に凛として立ち姿の綺麗な踊り手がいた。
集団の中にいても、一際、足の運びの絶妙さ、手の動きも指の先までしなやかで、「師範級の踊り」にしばらくカメラの動画は釘付けになりました。
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この「西馬音内盆踊り」を知る上に、キーワードを記します。
『祖霊たちを送る盆の八月十六日から三日間』
『櫓の上で奏でられる勇壮な囃子と野趣に満ちた歌声』
『編み笠姿と彦三頭巾姿』
黒い布をすっぽりかぶり、前と後ろに垂らします。
この頭巾をかぶった一団が踊りに加わると「亡者踊り」
の雰囲気が漂う。
『藍染め浴衣』
多くは手絞りの藍染めです。
最も古いのは百数十年経過したものもあるとか。
『端縫い衣装』
大小の絹布の端切れを配色や配置
に工夫しながら接ぎ合わせて作る。
一定のルールがあり、袖口や裾などには同じ柄の布を使い、
布の配置は左右対称とする。
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