恒例となった「神門ねぶた飾り」の2017年のテーマは、出雲神話より「稲羽(いなば)の素菟(しろうさぎ)」。 ねぶたは、高さ二・六メートル、幅九メートル。
青森ねぶた大賞や青森県知事賞など多数の受賞歴を誇るねぶた師、北村蓮明(れんめい)さん(68)が制作を指揮した。
300球の蛍光灯や発光ダイオード(LED)を使用している。
「稲羽の素菟」のストーリーは、
ワニをだまして海を渡ろうとした白ウサギが、うそを見破られて大けがを負い、通り掛かった大穴牟遅神(おおなむぢのかみ)に助け出される話。
兄神たちにいじめられていた大穴牟遅神は、ウサギを助けたことで八上比女(やかみひめ)と結ばれる。 |