D90が観た画像  d90-17025

撮影地 神奈川県大磯町 旧吉田茂邸
撮影日時 2017−01−17
作品のタイトル 旧吉田茂邸の梅の花
作品の概要 旧吉田茂邸は、明治17年に吉田茂の養父健三が別荘として建てたもので、吉田茂が昭和19年頃から、その生涯を閉じる昭和42年までを過ごした邸宅です。
政界引退後も多くの政治家が「大磯参り」を行い、また、元西独首相アデナウアー氏や、当時の皇太子殿下(今上天皇)と同妃殿下などの国内外の要人が招かれました。

豪壮数寄屋建築風の総檜造りの本邸は、建築家吉田五十八の設計のもと、京都の宮大工により建設されました。
日本庭園は、世界的作庭家中島健が設計したもので、本邸周辺部分は、日本庭園研究家の久恒秀治によって造られました。

吉田茂がよく散歩をしていたといわれる庭は、心字池や築山のある日本庭園、松林、バラ園、サンルームがあり、その日本庭園にはあまり用いられないカナリーヤシが植えられるなど、海外赴任生活の長かった吉田茂の嗜好の多様性、様式にとらわれない人間性が色濃く反映された庭園となっています。

・・・・が・・・・・、
2009年3月22日午前6時ころ、木造二階建て総ひのき造りの母屋(約千平方メートル)を全焼した。
出火原因は、玄関近くの二階和室部分が激しく燃えていた事から、天井の漏電火災と判断された。

ところで現在は・・・・
2005年に西武鉄道が売却を検討したため、神奈川県が敷地を買取り、建物は大磯町に寄付された。
火災で建物を失ったが、庭園は無事だったので、大磯町では、建物再建を目指し、不景気ながらも募金活動を行ない、2017年4月1日の庭園・建物を公開する運びとなった。
今は、無料だが、今後は、建物内に遺品を飾るなどして、有料化するらしい。

今回撮影しなかった庭園の写真 2015/05/22  バラの花撮影 ⇒ クリック

   

   

    2009-9-19から、Nikonカメラの『D90』を愛機として、撮影を開始しました。   1999年のホームページ作成時からの作品集です。
画面表示のためのツールも技術習得の為にいろいろと取り込み、
数多くの技法を習得し、シリーズ作品集として、管理しております。