元旦から２月中旬までに、「ぼたん苑」では「冬ぼたん」と「寒ぼたん」の２種類に出会える。
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「冬ぼたん」とは、春と夏に寒冷地で開花を制御し、秋に温度調整して冬に開花させると言う特殊な栽培の技術を用いて咲かせたものが「冬ぼたん」です。「寒ぼたん」とは、牡丹には早春と初冬に咲く『二期咲き』の品種かあり、このうち低温で開花した冬咲きのものが「寒ぼたん」と呼ばれている。
天候に大きな影響を受けるため、着花率は２０パーセント以下と低いために、春にできる蕾をつみ取り、秋の蕾のみを残す場合もあります。
また、秋に葉も落として開花時期を遅らせ、冬に藁囲いをして暖かいところに置くことで開花させるもの、花を咲かせるのが極めて困難な栽培です。
上野東照宮ぼたん苑は、江戸の風情を今に残す回遊式牡丹庭苑です。
約４０種・２００株の冬牡丹のほかに、寒牡丹、ロウバイ、満作（まんさく）、早咲きの梅、フクジュソウ、クリスマスローズ、三椏などが苑内を彩る。 |
