D90が観た画像  d90-17037

撮影地 東京都 東京ドーム 第16回・東京国際キルトフェスティバル
撮影日時 2017−01−24
作品のタイトル 「オズの魔法使い」エメラルドの都へ旅立ち
作品の概要 ギャラリートーク(作品の解説)は、幹部の黛秀子講師が担当しました。
黛さんは、かかし、ライオン、魔女、オズの制作を担当しています。
この場面は、物語の中心の部分であるため、トークに20分ほど掛かっていました。
聞き流してしまえば、気が付かないのですが・・・・
少女(ドロシー)のワンピースをご覧下さい。
2センチ角の布をパッチワークして洋服を作成しています。
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エメラルドの都まで続く黄色いレンガ道を進むドロシーは、道の途中で喋るかかしと出くわしました。
ドロシーが棒に刺さって動けないかかしを降ろしてあげ、オズに会いに行くという話をすると、かかしは自分もオズに脳みそをもらいたいと、ドロシーの旅に同行します。
頭の中にワラしか詰まっていないかかしは、脳みそがあれば賢くなれると思ったのです。
こうしてドロシーは、かかしと一緒に、さらにレンガ道を歩き続けました。


夜を明かすために見つけて立ち寄った丸太小屋の近くで、ドロシーたちはブリキの木こりに出会います。
木こりは関節がすっかり錆びてしまい、動けなくなっていたのでした。
ドロシーが関節に油を差してあげると、木こりは再び動けるようになり、心が欲しいから自分もオズに会いに行くと言います。
ブリキの木こりは、もとは人間でした。
美しいマンチキンの娘と結婚の約束をしていましたが、娘をいつまでも働かせようとする老婆が2人の結婚を邪魔しようと、東の魔女に頼んで木こりの斧に呪いをかけたのです。
呪われた斧は木こりの体を次々と切り落とし、木こりは切り落とされた体をブリキで補ううちに、とうとう全身がブリキになってしまったのでした。

体までブリキになった木こりは、心がなくなったので娘への愛情がなくなってしまいました。
木こりは、オズに心をもらったら、きっと今も自分を待っているであろうマンチキンの娘に会いに行けると思い、ドロシーたちに合流したのです。
ブリキの木こりを加えた一行は、さらにレンガ道を進みました。


一行がレンガ道を歩いていると、森からライオンが飛び出して襲い掛かってきました。
ドロシーはライオンを引っ叩き、そんなに大きくて強い動物なのに、小さなトトに襲いかかるなんて臆病者だと叱りつけます。
するとライオンは、自分は百獣の王と呼ばれるのにとても臆病で、そのおかげでとても不幸だと嘆きました。
オズの話を聞くと、自分は勇気をもらいたいと、ライオンもドロシーたちの旅に加わります。


ライオンを加えた一行は、みんなで力を合わせて進みます。
カリダという恐ろしい獣が住む場所では、大きな地割れに遭遇しましたが、かかしが木を切り倒して橋にすることを提案し、木こりが橋を作って渡りました。
橋を渡ったところでカリダが現れましたが、ライオンは命ある限り戦ってみせると、カリダの前に立ちはだかります。
ここでかかしが機転をきかせ、木こりに頼んでカリダが乗った橋ごと斧で落とし、一行は無事に旅を続けることができたのでした。

一行は、美しい深紅の花を咲かせるケシ畑に差し掛かりましたが、この赤いケシは、香りを吸い込むと眠ってしまい、目覚めることはない毒の花でした。
体の小さなトトとドロシーは、途中で倒れて眠り込んでしまいます。
毒の影響を受けないかかしと木こりがトトどドロシーを運び、ライオンは全力でケシ畑を走り抜けようとしましたが、力及ばず眠ってしまいます。

   

   

    2009-9-19から、Nikonカメラの『D90』を愛機として、撮影を開始しました。   1999年のホームページ作成時からの作品集です。
画面表示のためのツールも技術習得の為にいろいろと取り込み、
数多くの技法を習得し、シリーズ作品集として、管理しております。