D90が観た画像  d90-17040

撮影地 東京都 東京ドーム 第16回・東京国際キルトフェスティバル
撮影日時 2017−01−24
作品のタイトル 「オズの魔法使い」気球作りの裏話
作品の概要 この気球作りは大変だったそうだ。
メモしてこなかったので、正確には書けないが、気球の表面は12枚(24枚かも)の楕円のキルトを作り、12枚を縫い合わせ、球形の袋にする。
そして、中には空気より軽いガスをいれた風船を袋の中に入れている。
カゴのキルトや重しの袋などもあり40人ほどが関わっており、ガスを入れたり、気球として空中に浮かすにはNHKの大道具の支援があった。
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オズの交換条件を達成して都に帰ったドロシーたちを待っていたのは、オズの真実でした。
オズはドロシーのようにオズの世界へ流れ着き、人々に大魔術師と勘違いされただけで、実は偉大な魔法使いでもなんでもない、ただの人間だったのです。
魔法が使えないオズは、本物の魔力を持つ邪悪な魔女をとても怖れ、そのため魔女を倒すことを交換条件に出していたのでした。


オズは、かかしが賢く、木こりに心があり、ライオンが勇敢なことを知っていたので、彼らの願いを聞く必要はないと思いましたが、3人は願いを叶えてくれと聞き入れません。
そこでオズは一計を案じ、彼らに作り物の脳みそや心を与えて、自信を持たせてあげました。
いまだオズの魔法を信じている3人は、オズが願いを叶えてくれたことに満足し、自分たちの脳みそ、心、勇気にすっかり自信を持つようになりました。


けれど、カンザスに帰りたいというドロシーの願いだけは、気持ちの問題ではどうにもできません。
オズは考えた末、ドロシーと一緒に気球を作り、かかしを自分の後任に任命して、自分も一緒にオズの国を出ようとします。
気球は無事に完成しましたが、気球の出発直前、いなくなったトトを探していたドロシーは気球に乗りそびれてしまいます。
オズは1人で去ってしまいました。


再び帰る術を失ってしまったドロシーは、かかしの発案で、南の善き魔女グリンダを訪ねることにし、南の魔女が治めるカドリングの国へ旅立ちます。
動く木や、陶器のお人形たちの国を超えたドロシーたちは、岩だらけの場所に出ます。
そこには腕がなく頭の大きい奇妙な人々がいて、体当たりでドロシーたちの行く手を阻みました。
これ以上進めないかと思われましたが、ドロシーが西の魔女の城で手に入れた金の帽子の魔法を使い、翼ザルたちを呼び出すことで、一行は無事にカドリングの国に到着。


宮殿で面会した南の魔女グリンダは、純白のドレスをまとい、豊かな赤い髪と青い目を持つ美しい女性でした。
グリンダは、ドロシーが持っていた金の帽と引き換えに、ドロシーがカンザスに帰る方法を教えてくれると言います。
ドロシーは、もちろん喜んで帽子を渡しました。
でも、金の帽子の魔法は、1人の持ち主が3回しか使えません。
ドロシーがそう言うと、グリンダは、ぴったり3回必要だろうと微笑んで、かかし、木こり、ライオンに、ドロシーと別れたらどうするかを聞きました。
3人の答えはこうです。


かかしはオズの後任として、エメラルドの国の支配者に。
木こりは、西で助けたウィンキーたちに請われて、西の国の支配者に。
ライオンは、ガトリングの国に来る途中で助けた獣たちから、森の王者として迎えられることに。
それを聞いたグリンダは、金の帽子の魔法を使って翼ザルを呼び、3人をそれぞれが暮らす国へ送り届けてあげると言いました。
そして、使い終わった金の帽子は、金の帽子の魔法に縛られている翼ザルの王さまに返してあげると言います。
ドロシーたちは南の魔女の優しさに感激しました。
そしていよいよ、ドロシーがカンザスに帰る時がやってきます。


実は、ドロシーが履いている銀の靴の魔法を使えば、すぐにでもカンザスに帰れるのでした。
ドロシーは泣きながらみんなにお別れの挨拶をして、グリンダに教わったとおり、銀の靴のかかとを3回打ち鳴らして叫びます。
「おうちのエムおばさんのところへ連れて行って!」
すると靴は、一瞬であの懐かしいカンザスの平原まで、ドロシーを運んでくれました。
ちょうど家から出てきたエムおばさんがドロシーを見つけ、「愛しい子!」と叫んで、ドロシーを抱きしめます。
こうしてドロシーは、ようやく大好きなおじさんとおばさんの家へ帰ることができたのでした。

   

   

    2009-9-19から、Nikonカメラの『D90』を愛機として、撮影を開始しました。   1999年のホームページ作成時からの作品集です。
画面表示のためのツールも技術習得の為にいろいろと取り込み、
数多くの技法を習得し、シリーズ作品集として、管理しております。