横浜中華街には、中国・台湾の雰囲気あるお店と、日本の寺院に当たる建物が2つ有ります。
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日本が開国して横浜の港が開かれたのは、幕末の1859年。
多くの中国人が商人や職人として横浜を訪れ、外国人居留地(現山下町)で暮らすようになります。
それからわずか数年後の1862年、一人の中国人が關羽の木像を抱いて、現在の地にささやかな祠を開いたといわれます。
これが『横浜の關帝廟』の始まりです。
關羽の祠は日々の暮らしの安寧や商売繁盛を願う華僑の心の拠りどころとなっていきます。そして、横浜開港から150周年を記念して『横浜の媽祖廟』が2006年に落慶された。
「媽祖」は、北宋時代に実在した福建省・林氏の娘であり、28歳のときの9月9日、修行を終えて天に召され神になった伝説の女性。
航海を守る「海の神」のみならず、「自然災害や疫病・戦争・盗賊などから護る神」として中国・台湾のほか華僑が住む世界各地で信仰されている。
横浜中華街は1986年から毎年「春節」を開催しており、今年で31回目。
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春節(1/27〜2/11)には色々なイベントが目白押し。
なかでも、祝舞遊行(しゅくまいゆうこう)は、有名で、日本人も中華街に押し寄せ、爆竹の鳴り響く中、龍舞や獅子舞、皇帝衣装のパレードなど中国伝統の文化に触れていました。
撮影場所は、關帝廟、媽祖廟、山下町公園、関帝廟通り、中華街大通り。 |