家を出る時、富士山頂がきれいに見えた。
都内の梅の名所に行く予定を変更し、昨日と同じ小田急線新松田駅に降り、JR御殿場線に乗り換え、下曽我駅で下車。曽我梅林には、3会場(別所、原、中河原)の梅林があり、約35,000本の白梅が植えられている。
後北条氏が小田原に城を築き、関東を制した今から約600年以上も昔、梅の実を兵糧用にするため、城下に多くの梅の木が植えられた。
それが江戸時代には、小田原藩主の大久保氏により梅の栽培が奨励され急速に増え梅の栽培には数百年の歴史がある。
梅の花と富士山のコラボレーションに優れている会場のひとつ、原会場で一枚(下の2枚目)、下の1枚目は、地元の観光ポスターで見つけたポイント。
上下に梅の花、そして富士山の形をした枝振り・・・絶景です。
食用梅の生産が目的のための梅林なので、観賞用の古木は有りませんが、知名度が高いので、富士山とのコラボを期待し観光客も多いです。
そんな中、個人宅に素晴らしい枝垂れ梅が有りました。
曽我会場近くの穂積宅の記念樹(69枚目)、城前寺近くの曽我宅の記念樹(74枚目)・・・ともに、半世紀の歴史が感じられました。 |