D90が観た画像 d90-17114 |
撮影地 |
千葉県御宿町 「月の沙漠の銅像」 |
撮影日時 |
2017−3−3 |
作品のタイトル |
童謡「月の沙漠」 |
作品の概要 |
童謡「月の沙漠」の作詞家・加藤まさをは、大正末期から昭和初期にかけて「竹久夢二・高畠華宵・蕗谷虹児」らとともに、叙情的な挿絵画家である。
加藤まさをは、海には面していない静岡県藤枝市の生まれ。
挿絵画家としていっせいを風びした加藤まさをは、学生時代に結核を患いその病気療養のために御宿に滞在している。
各地(鳥取砂丘や伊豆大島)に、「我が町の砂丘こそが“月の沙漠”の発祥の地だ」という話があるなか、御宿海岸の白い砂浜もすばらしいものだ。
しかし、タイトルに注目してみれば分かるが、「さばく」という字が、‘砂’ではなく‘沙’であること。
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ラクダが渡っていくのは砂浜ではなく、月の光に照らされて金色に輝きながら、次々と打寄せる波の連なりの事なのだ。
月の明るい夜、御宿海岸の砂の丘に座って海を眺めていると、詩人加藤まさをの書いた「月の沙漠」の世界がそこに広がっているそうだ。
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加藤まさを自身は、1969年(昭和44年)に御宿町が御宿海岸に「月の沙漠記念像」を建てた縁から、1976年(昭和51年)5月に御宿町に移住し、翌1977年に御宿で死去している。 |
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