「北陸3県お雛さまめぐり」で、大野市を訪ねる事になったが、越前大野城を撮影するのは3度目である。
学生時代の51年前は、駆け足の城めぐりの旅、フイルムカメラの時代でもあり、お城の写真は一枚のみしか残っていない。
15年前は、豪雪地帯の1月の事、城への登山は禁止である。今回は、大野市のお雛さま展示会場は9ヶ所あるが、JR鉄道網は過疎地に厳しい。 戻りの電車は5時間後である。
よって、越前大野城をくまなく探索できた。
地方行脚の一つに「全国の一本桜」シリーズがある。
越前大野城がそびえる亀山には、ソメイヨシノを中心に300本の桜が城の麓を彩るそうだ。 桜のライトアップもお薦めだそうだ。
私が気に入ったのが、2本ある。
石垣の上にある桜の木、天守閣とコラボすれば素晴らしい。
そして、もう一本は、幕末の藩主・土井利忠の銅像の後に、樹高15メートル、枝貼り25メートル、幹回り3.5メートル(全て目測)の樹齢2〜300年ほどの桜の木だった。
そして、珍しかったのが、登城口の「神社の狛犬」、顔を地面に着けて尻尾を天に突き上げている。 |