作品の概要 |
江戸時代から「上野の桜」は名所でも有り、庶民の憩いの場所でもある。
連日のテレビ放映の煽りも有り、花見客の多いのは「春の風物詩」である。
都内の桜の名所で、サクラの木の下で宴会が出来る所は数少ない。
早朝から場所取りの担当者もいるほどである。
手ぶらで花見に来た人にも、食べ物屋台が充実しているのも助かる。清水寺の舞台から不忍池を見下ろすと、弁天堂に向かう人の波が半端で無かった。
今年の話題は、「桜の木の上の猫」が被写体として、SNSで盛り上がる。
ちょうど通りかかった時、猫が引き摺り下ろされる瞬間だった。
一旦、下に降ろされた猫は、撫でられたり、スマホで接写されたり、そして、飼い主の背中に乗って帰宅した。 |