作品の概要 |
帝釈天の門前町として繁栄を続けた参道沿いの商店街。
映画『男はつらいよ』の帰省と旅立の駅が、京成金町線の「柴又駅」。
その柴又駅前には、永年、主人公・車寅次郎(寅さん)の銅像だけだったが、平成29年3月25日に、寅さんの妹・諏訪さくら(さくら)の銅像が建立された。
これで、『男はつらいよ』の主役二人の銅像が7メートルの距離を隔てて、四角いトランクを下げ、振り返るポーズの寅さん像に対して、さくら像は、失恋して旅に出る兄を心配そうに見つめ、「お兄ちゃん、体に気をつけてね」と、声を掛けているようにも見える。今回、私の取材目的は、参道にあるサクラの木が満開になったので、「さくら像と満開の桜」の共演を狙っている。
偶然にも、駅前からお店の「とらや」へ戻ってきた三人(寅さん、さくら、さくらの夫(諏訪博))にお会いしたので、記念撮影をさせて貰った。 |