皇居東御苑内の江戸城二の丸御殿跡に、大手町のビル群を背景に一本桜のシダレザクラが満開であった。 慶応三年(1867)
大政奉還後、二の丸御殿は焼失。
以後、二の丸御殿は再建されず、明治時代は草ぼうぼうの広場と化す。
昭和20年(1945) の空襲で、樹木も火傷を負う。
戦後も20年を経て、国力も付いた事により、江戸城跡地の再整備に着手。
皇居東御苑は,旧江戸城の本丸・二の丸・三の丸の一部を宮殿の造営にあわせて皇居附属庭園として整備されたもので,昭和43年(1968)から公開されている。
花の種類:八重のシダレザクラ
推定樹齢: 80年
樹高: 6m, 幹回り: 1.5m, 枝張り: 7m |