作品の概要 |
外濠公園は、江戸城の外濠である牛込濠・新見附濠・市ヶ谷濠に沿うように位置し、JR飯田橋駅から市ヶ谷駅、四ツ谷駅まで約2kmに渡ります。
外濠公園には、ソメイヨシノやヤマザクラなど約240本の桜があり、公園が車道から一段上がった遊歩道になっているので、ゆっくりと歩きながら桜のお花見を楽しむことができます。
外濠は本来は敵や動物の進入を防ぐために設けられた防護障壁であり、いわば“軍事施設”だった。
明治期以降になっても外濠はそうした位置付けで扱われ、壕の堤は一般人は立ち入ることができなかったが、土手の内側にある「法政大学」や「上智大学」の学生達が立ち入り始める。
お濠側の堤には、中央線と総武線の線路を造る等として、いつしか、土手の上は公園化してしまい、今は桜の名所としてよく知られている。
土手の上に並ぶ桜はJRの車窓からも、壕を挟んだ対岸の外堀通りからもよく見え、歴史の古さを物語るように桜の大木(幹回り:3.5m)が大きく枝を広げて外濠の春を彩っている。今回は、四ッ谷駅から市ヶ谷駅方向へ200m、そして、Uターンして上智大とグランド方向への土手の桜並木を歩きました。 |