| 古都鎌倉に、また一つ、新しい博物館が誕生した。 ５月１２日夜のテレビニュースで、５月１５日から一般公開する・・・と、報じた。
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「交流館」の建つ場所は、鎌倉時代に「無量寿院」が建ち、江戸時代には刀鍛冶の屋敷で有り、大正時代には三菱財閥の別荘で有り、最後は、旺文社創業者で、英単語本の出版で知られる赤尾好夫氏の邸宅だった。
同氏の死去後、土地は同氏が設立した財団、不動産管理会社、親族の所有となり、親族らが本館と別館の建物を建て、２００４年に完成した。
設計は英国の著名な建築家ノーマン・フォスター氏が手掛けている。
鎌倉市では、源頼朝が奥州の平泉・中尊寺の二階大堂大長寿院を模して創建した「永福寺（ようふくじ）」跡の発掘調査を終え、貴重な出土品がある。
かねてから、博物館用地の取得を目指していたところで、上記の場所と建物を、親族所有分を市が三億円余で買い取る条件で、財団と管理会社から施設改修費十五億円と土地、建物の寄付を受け、全体を取得した。
一般公開から２日目の取材ですが、、「鎌倉歴史文化交流館」として、市内の遺跡の出土品のほか、鎌倉の歴史を学ぶことができる写真パネルや模型など、およそ２５０点が展示されていた。 |
