明治6年以前は、浅草寺と浅草神社は一体である。
浅草寺縁起に因ると、今から1390年程の昔、隅田川で漁をしていた兄弟が漁網の中に聖観音像を見つけ、土地の文化人に見て貰ったとか。
この3人が自邸に堂舎をたて寺とし、聖観音像をお祀りした。
これが起源であり、3人は浅草の開拓者として「三社大権現」の尊称を奉られ祭祠された。現在の三社祭は、浅草神社の氏子の四十四ヶ町と浅草組合で構成される浅草神社奉賛会により運営されている。
初日は本社神輿御霊入れの儀がおもな行事で、2日目に「びんざさら舞」と呼ばれる田楽が奉納される。
3日目に浅草各町の神輿約100基が浅草各町を渡御する。
最終日(4日目)には、本社の3基の神輿が渡御する。
以前、最終日の宮入は撮影した事があるが、今回は、大行列と神事の奉納を撮影した。 大行列の様子を動画で撮影しています。 |