アジサイの仲間に、『イワガラミ』という花木があるのをご存知ですか。
聞き慣れない名前かもしれませんが、日本の山に自生しているアジサイだ。 「岩絡み」(イワガラミ)は、「ツルアジサイ」によく似た落葉つる性木本。
「ツルアジサイ」と違う点は、周囲の白い「装飾花」が1枚だけという点と、樹皮が滑らかで、皮目が目立つ点。
そして、葉縁部の鋸歯の数が20以下と少ない点などが挙げらる。
また、葉を揉むと、非常に「青臭い」のも、特徴の一つだそうだ。
先日、NHKのニュースで東慶寺・本堂の裏庭で「イワガラミ」が見頃です。・・・と、放映していた。
SNS(mixi)の仲間も、昨年は逃したので、今年見てきたよ・・・と、リポート。
早速、行ってきました。
6月11日までと、公開期限があるが、花はまだ咲いていなかった。
樹齢30年以上、直径10センチほどの一本の根元から枝が15メートルほど伸びており、幹の途中から「気根」(きこん)を出して、岩などに絡み付きながら、先へ先へと成長して行く性質の樹木。
ガクアジサイのように、3〜5ミリの小さな蕾が沢山並んでおり、蕾が開くと「メシベ・オシベ」が観察でき、花の後には種ができ、9〜10月に熟し、沢山の実を数珠なりさせるとか。 ・・・・・これらの撮影は東慶寺では無理。
本堂裏が公開期限切れでも、30メートル離れた「宝蔵横(井戸の奥)のヤマボウシの木の奥に」崖をよじ登っている『イワガラミ』がある。
東慶寺以外に撮影できる場所はないかと・・・下所にある事がわかった。
小石川植物園、昭和記念公園・日本庭園の盆栽、鎌倉の大巧寺。
「鎌倉の大巧寺」の庭は熟知している、「花と実」のマクロ撮影を計画する。 |