熱海梅園のほたる観賞地は、成長の最終過程の幼虫を園内の初川のよどみに、3月末5000匹放流している。
その中から、3パーセントの確率で成虫として空を舞う。・・・と、なれば最盛期は150〜200頭が期待出来るが、今年は高温になる日も少なく、連日の涼しさで、今夜は、いつも大量飛翔する場所で、30頭ほどしかいなかった。6/1〜6/11で、蛍まつりを開催しており、平日を選んで訪ねて見たが、やはり、熱海市内のホテルや旅館の宿泊者がマイクロバスで送迎され、浴衣姿でやってくる。
本格的にホタル撮影を目論むものは、それなりのカメラを持参しているが、一般的には、スマホやデジカメで撮影しようとするから、フラッシュ撮影が行なわれるや赤外線で自動距離測定のために赤い光が照射され、長時間露光をしているカメラマン泣かせの光景である。
それがいやなので、しばらく遠ざかっていたのだが・・・・、相変わらず、「にわかカメラマン」には悩まされた。
さらに、今夜は月齢11日、頭上にいる月の光が、頭上の梢の間を通して、スポットライトのように、眼下の斜面を明るくしていた。 |