| 江戸時代の虎ノ門近くにあった神社なので、さぞかし境内も広かっただろうに、第二次世界大戦中の空襲で燃えてしまったため、戦後の再開発で、境内には地上２６階、地下３階の「虎ノ門琴平タワー」が聳えており、大鳥居や参道は高層ビルを潜り抜けて、『金刀比羅宮』へのお参りとなる。 境内の拝殿前に、もう一つの「銅製の鳥居」があった。
これが今まで見た事も無い珍しいもの。
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文政四年（１８２１）に奉納された明神型鳥居で、左右の柱上部には、四神の彫刻が施されている。
四神とは四方の守護神で、『東は青龍、西は白虎、南は朱雀、北は玄武』が守る霊鳥霊獣です。
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さらに、『
結神社』・・・良縁祈願で、江戸時代から３５０年続く風習・・・
江戸時代の事、良縁祈願に訪れた女性たちは、この結神社の前で自らの黒髪を一部切り取り、或いは折り紙を持参し、社殿の格子や周りの木々にそれらを結わい付け良縁を願い、成就させました。
そして、立派な「百度石」、背面には「大願成就」の銘があり、心願が叶えられたお礼に建てられたものであることが分かります。 |
