D90が観た画像  d90-17270

撮影地 神奈川県横浜市西区みなとみらい21
撮影日時 2017−7−17
作品のタイトル 日本丸・総帆展帆(そうはんてんぱん)と畳帆
作品の概要 7月17日は、「海の日」です。
午前中の「総帆展帆(そうはんてんぱん)」には、天皇皇后両陛下も「日本丸」がすべての帆を張る様子をご覧になったそうです。
帆船日本丸が最も美しく見えるのがすべての帆(29枚)を広げた優雅な姿は「太平洋の白鳥」と呼ばれています。

帆をたたむ作業時間は、15時から16時なのでその時間帯を狙って、取材に行きました。
14時半頃から、訓練を受けたボランティアなどおよそ100人が、甲板で事前の準備をしていました。
15時の「畳帆作業開始」の号令を合図に甲板の上では、4班に分かれた作業員が各自のポジションにつき、指揮官の号令に従い、綱を曳きながら広がっていた帆を畳んでいきます。

続いての見せ場は、全員整列をしてから縄ハシゴ(シュラウド)を登ります。
船から垂直に立っている4本の柱が「マスト」。
マストに水平に付けられているのが「ヤード」で、2本くっついています。
下のヤードは足場に利用されています。
この「ヤード」には『セイル(横帆)』がロープで巻きつけられていきます。

満船飾(まんせんしょく)は、船でお祝いのときに国際信号旗をつづり合わせて船首から各マストの頂を通して、船尾まで掲揚していましたが、それを取り外した後に、夜間の照明用に電球をぶら下げた綱を張っていました。

16時10分過ぎに、作業全てを終了し、甲板左舷(私のいた方)を向き、敬礼をして、続いて甲板右舷を向き、ヘルメットを右手に持って振っていました。

@ 1時間あまりの畳帆(帆を畳む)作業を  ⇒ 動画でどうぞ

   

   

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