作品の概要 |
たまに、垣根などに植樹されている事もあるので、香りに気付く事も有る。
しかし、樹形にはちょっと癖がある。
樹冠がふさがっていて陽光が届かない間は地表を這うように茎を伸ばし、葉は暗緑色で小さくてやや厚く、長さ1〜2cm、幅5mm〜1cmほどの葉先が三角形状の楕円形で、波状の浅い鋸歯(葉の縁のギザギザ)があり葉脈に沿って白斑が入ります。
しかし、刈り込みなどで樹冠にギャップ(空隙)ができて陽光が差し込むと、葉も大きくなり色もやや明るい緑色になり、花をつける。
晩春〜夏にかけて、ツルの先の葉腋や枝先に房状(集散花序)に多くの花をつける。
花径は2〜3cmほどの高杯型で、筒型の花筒の先で5裂している。
裂片は片方によじれていて全体としてスクリュー型になる。
花色は白で、花被片の基部が黄色を帯びる。初秋の現在、細長いさや状の実が付いている。
果実は袋状ですが、長さ15cm前後のひも状で熟すと裂開して、先端に多数の冠毛がある長さ1cmほどの線形の種子を出し、風で運ばれる。
熟れた実が割れると中から出てくるのは綿毛をつけた種との事。
・・・・12月半ばに飛ぶらしい。・・・・ネット検索から、11枚目に載せた。 |