D90が観た画像  d90-17329

撮影地 東京都品川区
撮影日時 2017−9−24
作品のタイトル 品川寺(ほんせんじ)の柴燈大護摩・火渡り荒行
作品の概要 「ほんせんじの火渡り荒行」を初めて取材した。
行事の全貌がわからないので、ストーリー性の無い写真撮影となった。
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1000年の歴史のある行事の流れは・・・・
交通安全パレードに参加していた山伏の集団は、13時に品川寺の山門を潜り、入場。
大導師は「大本山醍醐寺の大僧正」の入場を迎え、ご本尊へお参りする儀式があり、それに続いて・・・・・・
「斧」と「剣」と「弓矢」を使った儀式で、それぞれで壇上や道場内外の魔を祓い、結界を祈念する。
結界祈念が終わると、導師が柴燈護摩の請願成就を祈念し、いよいよ護摩火が焚かれる。
焚く場所を水で清めてご本尊さまをご降臨、祭壇の灯明からとった火で点火し、そして、参詣者がお願いした護摩木が焚かれていく。
その間に、導師の儀式があり、釜の中で沸騰する熱湯を何十回となく浴びる儀式には、観ているほうにも力が入る。
そして、この儀式のあと、炎が上がっている護摩火の上を、熱湯を浴びた導師が先ず火渡りをして、続いて山伏(行者)達が護摩札を抱えて次々と渡る。

行者達が終わったところで、渡りやすいように、火傷などしないように、火加減も整えて、清めの塩が置かれて、次は一般参詣者が渡りはじめた。

江戸風俗行列を追って、私が到着したのは、13時35分。
すでに前列は人だかり、とりあえずは「護摩火が焚かれる様子」を動画で撮影。
焚き火の炎は高さ5メートル、温度は1300度、最前列の人は、炎から5メートル。   ・・・・わずか5分間ほどだが、さぞかし熱かったろうに!!

一般者は、背中をお祓いしてもらい、渡る前に湯を浴びた導師が背中に手を当て「えい!」と気合いを入れて邪気を祓っています。

動画撮影しています。 結界祈念と柴燈護摩の炎 ⇒ クリック
熱湯を何十回となく浴びる ⇒ クリック
行者が祈祷札を抱えて火渡り ⇒ クリック
火渡り荒行・・関係者の火渡り ⇒ クリック
火渡り荒行・・一般者の火渡り ⇒ クリック
火渡り荒行・・気合い入れの僧 ⇒ クリック

   

   

    2009-9-19から、Nikonカメラの『D90』を愛機として、撮影を開始しました。   1999年のホームページ作成時からの作品集です。
画面表示のためのツールも技術習得の為にいろいろと取り込み、
数多くの技法を習得し、シリーズ作品集として、管理しております。