2017しながわ宿場まつりのパレードが通る中間点は「品川橋」。
昨夜の「おいらん道中」の終着点、本日のパレードの中間点。
パレードの中間でスタンバイするため、空き時間を利用して、「荏原神社」を取材した。 ・・・ 過去、二度撮影に来ている。 ・・・
目黒川にかかる朱塗りの「鎮守橋」を渡れば、1300年前から「品川宿の総鎮守」と崇められている荏原神社。
荏原神社は元明天皇の御代、和銅2年(709)9月9日に、奈良の元官幣大社・丹生川上神社より高龍神(龍神)を勧請し、長元2年(1029)9月16日に神明宮、宝治元年(1247)6月19日に京都八坂神社より牛頭天王を勧請し、古より「品川の龍神様」として、源氏、徳川、上杉等、多くの武家の信仰を受けて現在に至っている。この神社には、めずらしい龍の彫物がある。
拝殿の向拝を見上げれば、2段に分かれており、「上段の龍は下方を、下段の龍は上方を見つめている」のである。
さらに、屋根の上を見ると、いまにも頭の上から飛びかかってくるようで、足がすくむ。
拝殿の裏手には本殿が有り、薄暗い中に威厳のある龍が身構えていた。
龍の他にも、「狛犬」や拝殿欄間にも立派な彫物がある。 |