目黒川に架かる「太鼓橋」と言えば・・・・、
江戸時代には歌川広重がかいた江戸名所百景のひとつです。
雅叙園敷地内にある説明板によると江戸時代に架けられたアーチ形の石橋だったそうです。石橋の太鼓橋は、大正9年(1920)の大豪雨で流出しており、その後仮設橋が架けられ、都市整備計画で平成3年(1991)に平らな橋に架けかえられた。
なお、河川改修後に植樹された桜並木が立派になり、東京を代表する桜の名所になっている。
さて、橋の袂のスダジイだが、昭和20年の東京大空襲の被害を被り、根元から5メートルほどの高さまで、空洞になり、現在は空洞の部分をコンクリート詰めしている哀れな姿である。 |