D90が観た画像  d90-17364

東京都目黒区下目黒 ホテル雅叙園東京
撮影日時 : 2017−11−14
いけばな・百段階段2017・第八期
今週は話題が豊富です。
11月9日に昭和記念公園に撮影に行った折、何時も大活躍のズームレンズ(18−200ミリ)が経年故障で廃棄処分である。
よって、単焦点35ミリのレンズだけで撮影に臨む。
十畝の間の被写体は、長さ5メートル、幅1.5メートル、高さ3.2メートルなので、とても画郭の中に納まらない。(写真11番)
漁樵の間の床の間に、水仙の生け花があった。 (下の一枚目)を見ていただくと、花と葉っぱの長さが、自然界のものと異なる。
チョット高度な話だが・・・まず最初に、水仙の花・葉っぱ・ハカマ(白い部分)を分解する。
その後、ハカマに曲りを加工した葉っぱや花を差し込み、長さを調整して切り揃えたものを剣山に差し込み、小石で覆い隠す。
静水の間では、珍しい花留めを発見、亀の姿をしており、甲羅の六角形が剣山代わりとなっている。 (下の二枚目)
さらに、この部屋には、花器として、五重切り(根付きの竹で5段の花器)を使用していた。(写真58番)
星光の間では、花器として、虫食いの木で加工した舟が有り(写真64番)、また、雲間から旭日が昇る掛け軸と富士山の形をした生け花のコラボも鑑賞者の心を鷲掴みにしていた。(写真74番)
清方の間では、不安定そうな石材を5個重ねた上に、太鼓橋と称した大きな生け花があった。
不安定な石柱は、中心部が空洞になっており、床面に80*40の鉄板を敷、中心に鉄柱を立てているので、安定したものだとか。(写真85番)

2009-9-19から、Nikonカメラの『D90』を愛機として、撮影を開始しました。 1999年のホームページ作成時からの作品集です。
		画面表示のためのツールも技術習得の為にいろいろと取り込み、
		数多くの技法を習得し、シリーズ作品集として、管理しております。